劇場のために、表現のために、今僕ができること
36年間。学芸大学で表現者の場をつくってきた千本桜ホール。
ここは10年前、僕、村田正樹が初めてのソロ公演『MURATA黄昏30』を開催したとても思い入れのある場所でもあります。
その劇場が昨年からのコロナの影響の中、様々な補助金、クラウドファンディング等で運営をしてきましたが、今年1月の緊急事態宣言により、ほとんどの予定が延期やキャンセルとなり劇場運営が窮地に立たされていると相談をうけました。
毎年ここで公演を行なっていたわけではありませんし、
三田さんと普段からとても親しかったというわけでもありません。
でもなんでか、黙っていられませんでした。
直感的に力になりたいと、急遽この企画を提案させていただきました。
千本桜ホール支援プロジェクト

劇場の周知と今後の新しい利用のモデルケース、またチケット収益の中から劇場に寄付を予定し、少しでも劇場のためになればと開催を決めました。
最小スタッフ人数で実施する形となるため、いつもの劇場公演のように出来ない環境ですが、やれる中での最大限のパフォーマンスをお届けします。
これは、小さな小さなアクションかもしれません。でも、ここから何かが変わる、ここで何かが生まれる。
そんな気がしているのです。
どうかひとりでも多くの皆さんに「千本桜ホール」という素晴らしい劇場の存在が知って頂けますように。
そしてここから生まれる新たな表現の息吹が届きますように。
※本公演後に寄付額を公表させて頂きます。
主催者
村田正樹
Tap Dancer
高校でストリートダンスを始める。24歳の時、地元・仙台でTAP DANCEと出会い、佐藤勝氏に師事。その後上京、熊谷和徳氏に師事し2006年より2017年までKaz Tap Companyのメンバーとしての活動を経て現在はソロタップダンサーとして活動を開始。
日常の断片を切り取ったような心象風景をイマジネーションの原点とし、タップダンスをベースに様々な表現方法を用いて独自の世界観を作り出すパフォーマンスでソロ作品の創作を続けている。
またダンス・演劇など他ジャンルのアーティストとのコラボレーションをおこないながら
「おどる・かなでる・ひょうげんする」をテーマとしたこども向けタップダンス体験ワークショップも全国で活発的に実施している。
2019年SAI DANCE FESTIVAL ソロ部門優秀賞受賞。第19回東京ヘブンアーティスト合格。
福岡ダンスフリンジフェスティバルにて海外招聘を複数受賞。キッズコーチ検定1級。
STAFF
チラシデザイン : MO' BETTER DESIGN
宣伝写真 香川賢志
協力 Baby Tokyo CAT-A-TAC 水野裕(空間企画) 中佐真梨香(空間企画) 向澤郁子 小仲やすえ 内海織加 川越陽介 米山和樹
主催 MURATA黄昏実行委員会・千本桜ホール支援プロジェクト